生きる場所は目の前にあるだけじゃないんだ。

雅也です。

生きることが辛くなることがあります。
きっと、こんな言葉を読んでも、あなたにとっては
「私、僕のつらさはわからないだろう」と感じるでしょう。

でも、僕も、もしかしたらもう生きていなかったかもしれない。
だから少し読んで欲しい。

目の前の世界がすべての時代

僕は学校が大嫌いだった。
小学校低学年の頃から、「早く学校を終わりにしたい」と
思い続けてきた。

だから、高校までの12年は地獄と言っても良かった。

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僕は運動ができたわけでもないし、
成績が良かったわけでもない。

むしろ、おなかが弱かったりして、
トイレに行ったことで、いじられたこともある。

大人から見たら「それぐらいのこと」かもしれないが、
当時の僕にとっては、それが「世界のすべて」だった。
そこ以外に生きる場所があるなんて知らなかった。

だって、誰にも「学校に行かなくていい」
「転校すれば良い」
「学校時代の知り合いなんて大人になったら関係ない」なんて
教えてくれなかった。

もし、ほかにも生きる世界があると知ったら、
生きる希望になったかもしれない。

何でも良いから生きがいを見つけて欲しい

僕は人付き合いが下手だった(今も充分へたくそで息苦しい)
だから、人と関わらない「ピアノ」に情熱を注いだ。

だけど、ロックが好きだったからバンドを組まなければならない。
それなのに、それ以上に人と関わることが嫌だったから
プロの音楽家になりたいと思っても、
一度も正式にバンドを組んだことはなかった。

それでも、音楽があったことは、
僕に生きる力を与えた。

何より、音楽家は
学校時代に苦しんだ人が多かったから
わかり合えた部分もあった。

君には何か没頭できるものはあるだろうか?

ゲームでもいい。
その世界で世界一になるくらい頑張れば、
今はゲームでも生きていける時代だ。

ものすごく、うまくならなくてもいい。
なにか、没頭できるものを持って欲しいと思う。
親が理解してくれなくてもいいじゃないか。
君の人生なんだから。

新しい世界へ

僕は、ここには書いていないけれど、
なんとか苦しみながら学校を卒業して
残念ながらそれからも苦しみを味わってきた。

もう、人生を終わりにしようと
幾度となく思い続けてきた。

だから、ある程度はわかっているつもり。

君が弱いんじゃない。
弱いものに対して、世間がどれだけ冷たいか
僕は知っている。

温かい人もいる。
だけど、弱いものに攻撃する人もいる。

僕は今、クローン病という病気を抱えて
障害者手帳を持っている。

病気を理由にお断りしなければならいことを伝えても
「え、見た目は元気ですよね」
「そうは見えないですよ」
「歩けてるじゃないですか」
「障害者でも頑張っている人はいるんですよ」
と、健康な人に理解されず、

「みんな大変でもやってるんですから」と
健康な人と同じことを求められる。

車いすで移動しなければならない時は
多くの人がよけてくれず、
ぶつかってきたり、前で止まって邪魔する人もいる。
そういうことを体感してわかったことは、

周りに期待しても変わらないということ。

じゃあ、どうするか。

僕は、違う世界に行くことに決めたんだ。

生まれ育った街を出た。
そして、過去の人間関係は断ち切った。

だから、僕には
同級生の友達は一人もいない。

それでも、今、僕には友人がいる。

新しい世界で出会った友人が
あたたかい友人がいる。

僕は学生時代の友達が一人もいない。

それでも、楽しく生きることができている。
同窓会?一度も行ったことがないよ。安心して。

だから、君もそうしたらいい。

君を苦しめる人は友達ではないよね。
ただ、同じ学校、同じクラスになっただけ。

僕は嫌な人を見返してやろうと思うのも嫌だった。
見返すということは、もう一度その人たちと会うことになるから。

だから、僕は誰も知らない街に行った。

今の君にはできないかもしれない。
僕も卒業してから、そうしたんだ。
(家出は良くない。問題が大きくなるから)

本当は学校をやめて
新しい人生にしたかった。

でも、今思うのは、
卒業しておいて良かったということ。

卒業していなかったら、
もっと辛い人生だったと思う。

君も辛いと思う。
無理する必要はないと思う。

だけど、
君の知らない世界が
まだまだたくさんあるんだ。

だから、それを自分の目で確かめるまで、
諦めないで欲しい。

逃げることは悪いことじゃない。
僕も数え切れないくらい学校休んできたからね。

君が楽しく暮らせる世界が必ずある。
諦めないで。
理解してくれる人は少ないかもしれない。

それでも、必ずどこかに道はある。
今は見えなくても必ずある。

明日のことより、
10年後の自分を想像してみよう。
何をしていたい?

そこまで行くんだ。
君が毎日見ている景色がすべてじゃない。
周りにいる人がすべてじゃない。

70億人もいるんだから。

ゆっくり考えよう。

本でも読んで、ゲームでもやって
自分の将来を夢見て欲しい。

数年後、
大人になった君と
どこかで会える日を楽しみにしているよ。

 

作成者: 雅也

未来の扉をひらくライフカウンセラーの雅也です。 手相を始めとした占いと、霊視を軸としたスピリチュアルな能力を駆使して鑑定しています。鑑定というよりも、未来に向けたカウンセリング・コンサルティングです。 鑑定のほか、世界で最も詳しい手相講座やスピリチュアル講座等を開講し初心者からプロ向けまで開催しています。 また、加藤眞由儒先生のサイキックカウンセリング講座第1期生であり、現在は、加藤眞由儒先生勉強会を主催しています。

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