火のない所に煙が立つ悲しい時代。

雅也です。

ことわざを聞くたびに、「昔の人の知恵はすごいな」と感心します。
先人の知恵に敬意を表しつつ、現代の問題を考えてみたいと思います。
「火のない所に煙は立たぬ」という状況はどうも現代には当てはまらないようです。

いじめや批判、噂話に翻弄されているあなたに。

いつの間にか煙が発生する

インターネットが開発されて、情報革命が起こり、
それにより多くの恩恵を受けてきました。

しかし、今のネット上を見ているとマナーがない部分もたくさんあります。

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「私刑」と呼ばれるネットにおける攻撃や
リベンジポルノやネット上でのいじめなど
負の部分はかなり根深いといえるでしょう。

恐ろしいところは、身近で見聞きしている人が発する情報ではなく、
何かの事件が好きで、その情報を得るとネットで情報収集し
その情報をまとめて流す人がいるということです。

当事者ではない人間が、「犯人らしい」「悪いやつらしい」という情報を
確認もせずに掲載してしまうのです。

何人もの人が大きな迷惑を被ってきました。(迷惑というレベルではないと思います)

昔のように「火のない所に煙は立たぬ」ではなく、
「日のないところでも煙を立てようと思えばできる」時代になりました。

そういう人たちを相手にしないのが対処法ではありますが、
それでも、信用にかかわるようなことを書かれると実生活に影響を受ける場合もあります。

しかるべきところに相談することはもちろん、
ネット被害に対する対策専門機関が設置されることも期待しています。

有名人でなくても、学校や地域という狭い世界の中で
集中攻撃されている状況は普通ではありません。

最低限、自分はそういう情報を発する側にはならないように
十分に注意する必要があります。

 

一方的に妬まれることはある

ネット社会になって始まったことではありませんが、
人に嫌われるということはあるのです。

そこに根拠など存在しないこともあるのです。

嫌う側からしたら「顔が気に入らない」「しゃべり方が気に入らない」
「視線がむかつく」だといろいろあるのでしょう。

しかし、無意識にしていることで嫌われたらそれは仕方ありません。

また、最近ではマタニティーマークを付けている人に嫌がらせをしたり
子供が乗っているとステッカーを貼っている車に嫌がらせをしたりと
自分よりも状況的に不利な人間に攻撃をする人も多いのです。

ただ、幸せに楽しく歩いているだけで
「カップルだからって調子に乗りやがって」と思われることもあるのです。

高級車に乗れば妬まれるでしょう。
結婚すれば妬まれるでしょう。
学校で一番になれば妬まれるでしょう。

でも、この何一つも持っていなくても妬まれるでしょう。

ただ、自然に生きているだけで勝手に妬まれるのです。

ならば、あなたの自由に生きてみたいと思いませんか?

もちろん、いじめや批判、DV等の恐怖は計り知れません。
私も小さいながらもそういう状況に置かれたことがあります。
目に見えない恐怖との戦いは、非常に怖いものです。

ですから、突然に考え方を変える必要はありません。
しかし、おびえていても自由に生きていても同じであれば、
自由に生きる方を少しずつ選んでほしいと思います。

つらいならば転校すればいい。
つらいならば引っ越せばいい。
それが叶わなくても、いつかそうできるように準備を始めればいいのです。

どんなにまじめに生きても、一方的に妬まれてしまうのです。
もう少し自由に生きましょう。

この目、この耳で確かめるまで信じない

一番恐ろしいことは、誰かに聞いたことをそのまま鵜呑みにすることです。
これは、ネット上で書かれている情報も同じです。
必ず正しいのかどうか検証する時間を作りましょう。

東日本大震災が発生した当時、
火災の情報などを鵜呑みにしてネットに書き込むことで混乱を招きました。

もちろん、人命救助に役立った事例があることも知っています。

しかし、情報というのはただ受け取ればいいというものではありません。
検証する必要があります。

そして、それを誰かに話す、ネットに書くという「発信」する行為をするときには、
責任が発生してくるということを忘れてはいけません。

情報の正しさを検証すること。
そして、誰かから第三者の評判を聞いたのであれば、
実際にその第三者に出会うまでは信じてはなりません。

意外にいい人かもしれませんし、悪い人かもしれません。

これは誰かから聞いたことで決めることではなく、
自分自身がこの目、この耳で確かめるしかないのです。

光が強ければそれだけ影も濃くなる。

ネットによる恩恵と闇。難しい問題ではあります。

しかし、人生どんな時も
光に目を向けて生きていきましょう。

いじめられているとき、世界は暗闇の中です。
周りの大人が助けてくれないと感じるときでも、
別の誰かなら助けてくれるかもしれません。

逃げられることが逃げればいい。
隠れられることは隠れればいい。
ただ、

自分の人生をすべて放棄することだけはしないでください。

あなたがあなたらしく輝ける場所は必ずあります。
探してみるだけでも探してみませんか?

雅也

作成者: 雅也

未来の扉をひらくライフカウンセラーの雅也です。 手相を始めとした占いと、霊視を軸としたスピリチュアルな能力を駆使して鑑定しています。鑑定というよりも、未来に向けたカウンセリング・コンサルティングです。 鑑定のほか、世界で最も詳しい手相講座やスピリチュアル講座等を開講し初心者からプロ向けまで開催しています。 また、加藤眞由儒先生のサイキックカウンセリング講座第1期生であり、現在は、加藤眞由儒先生勉強会を主催しています。

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