こんにちは雅也です。
「先生どうしたら幸せに生きられますか?」
私も一応先生と呼んで頂けるようになりました。
それはどうでもいいですが、
「幸せに生きるには」という質問は
よく頂きます。
夫婦関係や仕事関係、
友達関係など様々な問題を抱えた方から
頂く質問です。
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いろんな状況が考えられますが
答えは極めてシンプルです。
意見交換なのか正しさの証明なのか
例えば、幸せになれていない原因が
「夫婦ケンカ」だと仮定しましょう。
「夫婦ケンカが多くて・・・」という相談を
根本の原因まで徐々にお話しながら探っていくと、
意見を出し合って理解し合う夫婦と
ただ自分の正しさを証明したいだけの夫婦とに分かれます。
夫婦ゲンカの原因は些細な物です。
「休日に着替えない」とか
「いつもゲームをやっている」とか。
本来はケンカにならないことです。
なぜなら、
「その人の人生」だからです。
他人がゲームをやっている事や
他人が休日パジャマのままでも頭にはきませんよね。
ところが、夫婦になると
突然「早く着替えて」
「そんなにゲームばかりやって」となってしまいます。
なぜでしょうか?
それは、私は正しくてあなたが間違っている。
または、
私はこんなに頑張っているのにあなたはなんでそうなのと、
見下しているからです。
「いやいや、先生。私は相手の悪いところを直してあげようとしているんです」と
言われることもあります。
確かにそうでしょう。
愛情なんだと思います。
意見することはいいでしょう。
しかし、それを強制することはできません。
今、ブラック企業なんて話題になっていますけど、
社会問題になると
「労働を強制するな」となります。
しかし、家庭の事になると
「夫婦が協力するのは当たり前」と
強制しているのではないでしょうか。
間違えて欲しくないのは
意見をする、改善をするのはとても良い事です。
しかし、それによって争いが生まれるなら
それは不幸なことで、
どこかやり方が間違っています。
夫婦で幸せになりたいのなら、
「自分の正しさ」を証明するのではなく、
「相手の人生」を考えてあげることです。
夫婦だから協力するのは当たり前です。
しかし、そのあなたの当たり前を
相手に押しつけてはいけません。
逆に、あなたが
パートナーから
「〇〇するのは当たり前」と言われたら
イラッとしませんか?
どんなにあなたが正しくても、
何十年もともに過ごすパートナーには
強制ではなく提案をしてください。
提案ですから却下されることもある、
というか、
却下されることの方が多いのです。
なぜなら、相手には相手の価値観があるわけです。
それを変えるのは愛ではなく、
主従関係です。
幸せに生きるには
自分の価値観と
相手の価値観を
しっかりとわけて考えることです。
「どうしてわかってくれないの!」ではなく、
「元々他人なんだからわからないよね」なのです。
随分楽になりませんか?
あなたも含めて
みんな強制されることが嫌いです。
だから、どんなに正しくても
それを証明したり
強制したりすることは
憎しみを生み出すだけです。
言うのは簡単です。
すぐに出来なくても当然です。
少しずつ、相手を理解していきましょう。
雅也
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