ご無沙汰の雅也です。
生きていると、なぜか人と比べてしまいます。
これは人間のサガとでも言えるのでしょうか。
少し視点を広げれば、もっと自分の人生を歩くことができます。
自分の位置を知るために他人を見る
人生は旅に例えられることが多いです。
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旅で重要なのは「今自分がどこにいるのか」という現在地の把握です。
人生でも無意識にそれをしてしまいます。
ただ、普通の旅のように風景で現在地の確認をするのではなく
周囲にいる人で自分の現在地を知ろうとするのです。
そうすると、
「同じ年なのに、この人全然だめだね」と自分を優位に判断することもあれば
「同じ年なのに、こんなすごい人もいるんだ」と自分を卑下したりすることもあります。
多くの場合、それを知りたくないから、
自分と同じような価値観を持つ人たちや、同意してくれる人で固めて
現実から目をそらそうとします。
まじめな人ほど気にしすぎてしまう
ところが、まじめな人はそうはいきません。
自分よりも立派な人を見ては、自分はダメだと責めていくのです。
忘れてはいけません。
全員が旅の途中であり、スタート地点が違うのです。
「自分はここまで来るのに10年もかかったのに・・・」
「ここまで来たらへとへとなのに、みんな疲れていない」と感じても
周囲の人は、そこがスタート地点の人たちかもしれません。
確かにあなたが苦労してたどり着いた場所に、余裕でいるように見えるでしょう。
しかし、何の経験もなく、ただそこにいるだけの人かもしれません。
様々な条件が違うのですから、比べる必要はありません。
今、昔思っていた自分の人生とは違う地点にいるかもしれません。
しかし、旅ではよくあることです。
旅で大切なのは、迷ったときに慌てないこと。
そして、自分の地点をしっかりと把握することです。
周りと比べて慌てないでください。
人生は旅の途中なのです。
少し休んでも、失敗しても、必ずやり直すことができます。
しばらくそこにとどまることも、旅の楽しさといえるのではないでしょうか。
焦らずに、今日を生きましょう。
