私は生まれながらにして優柔不断なのではないかと思うほど優柔不断です。
優柔不断な人は結構いるのではないでしょうか?
「即断即決」や速さ、量ということが評価される世の中で
非常に生きにくいと感じることもあるでしょう。
迷うのは本来の姿
どんなに、即断即決が素晴らしいという世の中になったとしても、
優柔不断の人がいなくなることはないでしょう。
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なぜなら、優柔不断は単なる短所ではないからです。
私は立場上、迷っている人の話を聞いて助言することを毎日しています。
そこから見えてくることは、人生に迷いじっくり考えることは人生の一部であるということです。
往々にして、迷っている人は人間らしく、そして、とても優しい人が多いです。
優柔不断の人は、決められないのではなく、すべてを最高の形になる決断をしたいと
人一倍考えている人のことです。
思い切って迷ってみたらいい
即断即決の人から見たら
「どっちでもいいから、早く決めて行動して、結果で判断すればいい」と思うでしょう。
しかし、優柔不断の人は
「もし、違ったらどうしよう。誰かに迷惑になったらどうしよう」と考えているのです。
トライアンドエラーではなく、なるべくエラーなく、誰にも迷惑なくを考えています。
遅いことが迷惑だという人もいますが、
どんどん勝手に決めていかれても、それはそれで迷惑な時もあるのです。
優柔不断というのは、個性です。
個性は、変えるのではなく、生かしていくことが大切です。
迷ったら、どんどん考えてみましょう。
中々決められないことをプレッシャーにせず、
これが自分の特色だととらえてどんどん迷ってみましょう。
ただ、あくまで前向きに迷うことです。
内にこもって、精神的に暗くなってしまう人は
迷ったら忘れるようにしてください。
冒頭に書いたように、私もとんでもないほどの優柔不断であなたと同じです。
今も、つい十日前に発覚した問題に、決断を迷い続けています。
それも、前向きに「最高の答えはどこにあるのだろうか」と考えているのです。
遅いとチャンスを逃すかもしれませんが、すぐ決めれば絶対に正しいとも限らないのです。
自分が納得するまで、迷ってみましょう。