こんにちは。雅也です。
コンサートでも、講座でも、
カウンセリングでも、授業でも、サービスでも、
提供する側のスキルがものを言います。
ところが、実はその価値、その質は
「受け手」つまり、「あなた」が決めています。
受け取る側か、お金を払っている側か
コンサートに行ったとき
「生で見られただけで幸せ」という人と
「もっとこうするべき。楽しめなかった」という人がいます。
歌っている側に違いはありません。
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受け取る側が、どう捉えているかです。
念願叶った人にとって、
歌う側のパフォーマンスや、ファンサービスは関係ありません。
ところが、「お客なんだ」という視点で見ている人は
「今日の声の出方」や「音響」「ファンサービス」に目が行き、
「全然ダメ」と評価しがちです。
これは、コンサートだけでなく、
授業や講座、ホテルやレストランでも起こることです。
「私はお客なんだから」と考えているのは
本当にそのお店、その先生、その授業、そのホテルが
好きではありません。
本当に好きであれば、
空気をともにするだけで満足なのです。
サービスを受けるためにお金を払うことは
主催者に対して優位になることではありません。
自分のためにお金を払っているのです。
いつでも相手の気持ちを考える
僕は音楽が好きで、
プロを目指していたこともありました。
その時、コンサート後に必ず
不満を言う人がいました。
「この曲順はないよね」など。
確かに、自分が意見を持つのは自由です。
しかし、自分が聞きたいほど好きなアーティストなのです。
そこで、
「この人がこれがベストだと考えた理由はなんだろう」
「本人が良いと思ったなら、良さを見つけられないのは自分の責任」
「この曲人にはきっと何か意図があるに違いない」と
思えるかどうかです。
お金を払って見るのは数時間ですが、
それまで、主催側は膨大な時間を割いて
考えに考えて準備をしているのです。
相手の気持ちを考えられるようになれば、
結婚生活でもうまくいくのです。
どんなことも、相手の気持ちを考えることと
自分の本当の目的を思い出せば、
たいていの不満や問題はなくなるのです。
不満が出てきたら、
それは自分の未熟さからではないかと
考えてみてはいかがでしょうか。
本当に幸せな人は、
自分以外の人間に、何かを求めないものです。