雅也です。
鑑定をしていると「最近ストレスが・・・」という話をよく聞きます。
しかし、鑑定しているとどうもストレスという言葉で片付けられない部分と、
意外とそのストレスがご相談者の人生を豊かにしている場合があると感じています。
それを解き明かそうと研究課題の一つにしていましたが、
先に解き明かしてくれた専門家がいらっしゃいました。
何もかもストレスのせいにしてはいけない
私の研究を先取り・・・いや、そういうわけではなくすでに専門的に研究されていたのは
この本でも一躍有名になられたでしょう。ケリー・マクゴニガル氏。
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元々は意志力を研究されていたようです。
まぁ、この方の紹介というわけではありませんので、鑑定の話の続きを。
「ストレスが・・・」とストレスを原因とする問題を相談に来られる方を鑑定していると、
二つのパターンがあることに気が付きました。
1つは、ストレスを前向きにとらえて奮起するタイプ。
もう1つは、ストレスが原因で目標達成ができないと訴えるタイプ。
前者は問題ないでしょう。もちろん問題はありますが、この記事では問題なし。
問題なのは、後者のストレスが原因で目標達成できないと訴えるタイプの方です。
この方たちは、ストレスをできない理由として使っているのです。
確かに、ストレスのかかることは、失敗を誘発するでしょう。
しかし、ストレスなど比較的当たり前のことであることに気が付かなければなりません。
例えば、ポテトチップスの袋を開けるにしても「バラまいてしまわないだろうか」という不安。
例えば、プレゼンテーションをする前に「失敗しないだろうか」という不安。
例えば極端すぎる?
いいえ。意外と身近にストレスを感じていると知ってもらいたいのです。
確かに、ストレスによって体調や夢を失っていくこともあるでしょう。
しかし、それを乗り越えるからこそ意味があるのだと思います。
まずは認めることが解決策の一歩だった
ここで、解決策を知りたいところです。
私は鑑定の時に「何かを変える前に、目の前の事実を見つめましょう」と言うことがあります。
先日鑑定したある男性A。(個人が特定できないよう、少し手を加えてあります)
相談内容は結婚したいけどできない。ということです。
私が霊視してみると、どうもいつも相手方の女性から別れを言い渡されていることが多いので、
「いつも別れるときは相手から言われていませんか?」と聞いてみました。
A「そうですね」
私「では、自分に何か原因があると思いませんか?」
A「自分に原因があるとは考えられません」
という会話がありました。
もし、あなたが女性でこの記事を読んでいるならきっと
「自分に原因がないと思っているのが原因なのよ」と思ったのではありませんか?
そうです。この男性Aは自分にある原因から逃げてしまっていました。
きっと、「別れる」というネガティブな出来事。ここではストレスということですが、
このストレスから逃れるために認めようとしませんでした。
「私は酔ってない」という人に「酔っている」と言っても通じない状態と同じです。
しかし、彼はここで「結婚したい」と思っています。
そうなると、結婚できない原因と向き合っていくことから始めなければなりません。
相手を探すのはその後です。
さて、少し・・・ずいぶん話がそれましたが、ストレスから逃げるのではなく、まずは認めましょう。
そして、それを力に変えていく必要があります。
そのことが、もうかゆいところに手が届くというのはこういうことでしょうか。この本に書かれています。
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私は本が大好きで随分と読むわけです。
今までは自分の仕事や読みたい人に関係のない記事になるので
本の記事を控えてきましたが、これもいいなと思ってこれからは書くことにしていきます。
なるべく、皆様の興味のあることと絡めてと思って書きましたが、難しいですね。
本は本の記事として書くことも増えると思いますが、よろしくお願いします。
自分で何かを変えたい、手に入れたいと思っていても中々得られない時。
その原因は自分にある可能性が高いことは知っていてください。
それを知ることで、人生を大きく切り開いた人たちを私はたくさん知っています。
まずは、自分と向き合ってみましょう。
先ほど紹介した本にもストレスは害ではなく力になると書かれています。
ストレスを力にして今日を過ごしましょう。